PARTY REPORT 2006/1/13
RON TRENT


黒いグルーヴは圧巻!どこまでもディープな漆黒の世界を繰り広げるロン・トレント



REPORTER: KOZUKA
Photo: YUKO(YELLOW)
ロンのプレイにあわせ漆黒に包まれるダンスフロア、これは明るい方です
録画し忘れましたが、終盤のJAY DEEに捧げるヒップホップ・タイムに心うたれました

 「いやぁ〜、やっぱハウスいいわ!」
友人Yは顔を合わすなり開口一番こう言った。
今日は米国、シカゴから訪れた人気DJ、RON TRENTのパーティーに遊びに来ている。
「ここ一年位テクノのパーティーばっか行ってたんだけどさぁ、ハウスの良さを再認識させられるよ、ロン万歳!!」
――ふむふむ、いやはや確かにそうである…。Y君の心境とわたしも全く一緒だった。ここのところテクノや、同じハウスでも分かりやすい感じの、派手なのばかり聴いていた。RONのようなDEEPなDJってそう言えば久しぶりだ。
決してあっけらかんとは聴けなくて、胸の底から疼いてしまうような展開。じわじわじわ、気づいたらテンションを上げられてる。
RON TRENTを初めて聴いたのは確か3年くらい前だ。 
「やばいゼ〜!」
幅広い音楽的嗜好をもつ友人二人に勧められたのがきっかけだった。
RON TRENTはこてこての4つ打ち好きのひとだけじゃなく色んなタイプのリスナーから支持が熱いと思う。
ラテン・アフロにシカゴサウンド。繋ぎにつなげてフロアーをたちまち妖艶な世界に変えてしまう。
実を言うと初めてRON TRENTのプレイを聴いた何年か前、正直言ってあまりピンとこなかった。友達との会話に夢中になっていたのか、飲みすぎで酔っ払っていたのか…。
けど次にアメリカはDETROIT、二年ほど前に開催されたフェス、"MOVEMENT"のサブ・ブースで聴いたとき当初ぴんとこなかったもやもやした思いは払拭された。
 さすが信頼する友人たちの言っていたとおり、ううん、イイ!のだ。
当時流行っていたPUSHIMの歌ものをかけていたのが印象的だったがRONがスピンするとなんだかこう…、頭上で空気が渦を巻いてしまう。妖しくて、なまめかしい雰囲気…。
 その日は沢山のDJが集まるフェスだったのでRON TRENTは二時間ほどしか聴けなかった。もっと聴きたかった…。その時の思いを晴らすべく今日はここ、YELLOWにやって来ているのだけれど、今夜もRON節健在!B2フロアーからダン
ス・フロアーに向かう途中から、聴こえてくる音にすでにノック・アウトされてしまっていた…!
RONが紡ぎ出す音はいつもどことなくセクシーで、つい引きこまれてしまう。
実は今日三年前RONをすすめてくれた前述の友人の片方を誘ったのだけれどあいにく用事があって来れなかった。
やりとりのメールの中で最後に彼が言っていたことばを思い出す。

「最近俺にとってハウスって、ますます特別な存在になってきてるよ!」
このことばが妙に含蓄をもってダンスフロアーでわたしに響いた。
飽きたりもしてたけど、ハウスってやっぱいいよなぁ〜!
DEEP HOUSEの素敵さをマジで再認識させられる一日となった。
 RON TRENTは"deep house.com"ていうサイトなんかで聴けるMIXがわたしの周りでかなり評判がいい。 聴いたことのないひとはぜひcheckしてみて!

RONさんまた来てね! アディオース☆
2006年2月25日