PARTY REPORT
2005/09/02
UR, Los Hermanos, G2G
DJ S2 Strikes Yellow
URの次世代アーティストDJ S2が初登場しました
対談: 門井隆盛 x TAKAMORI K.
Photo & Movie: Kumiko Nakata(DJS2/DANCE FLOOR) / Kamo(WATARU SAKURABA/TAKAMORI.K)
お待ちかね。JAGUARにお客さんも大興奮。
DJ S2
門井:
いやぁ、平日とは思えない盛り上がりだったね。
TK:
はい、パーティ前は「そんなに入らないだろう」って思っていたんですけど。
DJをはじめて、だんだん夢中になって、ふと気づくとフロアが満員でした(笑)
門井:
火曜日のノリじゃなかったよね。
TK:
フロアは週末みたいでしたね。
門井:
で、どうだった?DJ S2といっしょにやってみて。
TK:
デトロイトの人と絡むことは、多かったんですけど。さすがにURの人とやるっていうのは、自分の中でも特別な意識がありましたね。やっぱりボクもURには憧れがありますから。
門井:
しかも、マッド・マイクやジェラルド・ミッチェルも来場していた。
TK:
そう。それを事前に聞かされていたから、ハンパじゃない緊張感でした。
門井:
実際に会えたの?
TK:
はい。実はマッド・マイクとは2回くらい会ったことがあったんですけど、改めて紹介してもらって。
「お前、DJいいじゃん」って言われたのは、たとえお世辞でも感激しましたね。
門井:
まあ、俺はまあまあだと思ったけどな。きっと、お世辞だよ。
TAKAMORI.K
WATARU SAKURABA
TK:
(苦笑)でも、自分でも序盤の終わりくらいからは・・・・
門井:
中盤から・・・だろ?
TK:
いや、序盤の終わり・・・です。
門井:
なんかセコイな。そういうところ、嫌われるぞ。
TK:
・・・・・・・・・・・
門井:
まあいいや。それよりもDJ S2だろう。
TK:
ひどいなー。
門井:
読者はお前のことなんか意識してないって。
TK:
はい。ぐすん。
門井:
DJ S2はもっとテクノをかけるかと思ったら、ハウスが多かったな。
TK:
しかも90年代初期のね。僕は、個人的に好きなんですけど。
門井:
「Percolator」やLil Louisの「Club Lonely」とかは、理解できたけど。
Crystal Watersの「Gypsy Woman」がかかったときは、みんなもビックリしてたよなー。
TK:
あれは意外でしたね。でもLA出身だということを考えると、納得ですよね。
最初の一曲目でSANTANAかけてましたけど、あれはURが影響受けた曲でもあるし、
メキシコ系であることも含まれてるだろうし、意味が深い一曲目だったなぁと思いましたよ。
門井:
なるほどね。
TK:
ブースで見てたら、ホントにビックリするようなのいっぱいかけてましたよ。
Power Musicとか・・。僕は西海岸にいたんですけど、確かにあの辺のハードハウスとかは、流行ってたんですよね。そこから、だんだんデトロイトとかに流れていったから。きっと、そうなのかなーって。
DANCE FLOOR
門井:
そのあいだにLos HermanosとかURの曲を混ぜていくような感じだったよな。
TK:
そうですね。スキル的にはデトロイトっぽいトリックをたくさんやっていたので、
URっぽいなーとは思っていたんですけど、選曲はジェフ・ミルズやジェームス・ペニントン、DJ ロランドとは、かなり違う。それは、それで、かなりオモシロイんですけどね。
門井:
彼の楽曲も、今度出る「Interstella Fugitive2」の先行シングルで聴いたけど、これまでのURとは違う感じだったよね。
TK:
あ、あれはヤバイですね。URのダークなエレクトロが進化した感じしましたよ。
ちなみにDJ DEXの曲もそんな匂いがしましたね。さすが、URって思いました。
門井:
確かにデトロイト・テクノには停滞ムードが漂っていただけに、ここにきての音楽的進化は嬉しいニュースではあるね。
TK:
きっとDJ S2とかDJ DEX、それとDJ 3000なんかは、今後URをひっぱっていくような存在になっていくんでしょうね。
Writer: Takamori K.
(Detroit Beatdown Session)
SF映画、デトロイト・テクノ、ポルノに強い影響を受けた、独特の宇宙観を持つDJ。93年、米国オレゴン州ポートランドでDJ活動をスタート。00年に東京に拠点を移す。以来、都内を中心に全国各地で精力的に活動中。'03、'04には聖地デトロイトでのDJも体験。デトロイト・ビートダウンのメンバーとして認められた。尚、音楽ライターとしても活動しており、デリック・メイ、ジェフ・ミルズ、マッド・マイク、セオ・パリッシュのインタビューをはじめ、数々のデトロイト・テクノの記事をBounce、Music Magazine、Spectatorなどに寄稿している。
門井:
今回のパーティは、その序曲になるような感じだったな。
日本のURファンたちも、そういう若手をサポートしようという意思があったからこそ、集まったのだろうし。
TK:
そうですね。
門井:
でも、どーだった?DJ S2は?
TK:
陽気な人でしたよ。交代のときに、横から「いいよー!いいよー!」って声が聞こえて、誰かと思ったら本人でした(笑)。あと、途中で何度かテキーラで乾杯しましたね。やっぱメキシコ人だー!って(笑)
門井:
最後にHI TECH JAZZもかけてくれたしな。
TK:
あ、あれは、ボクが最後に「Hi Tech Jazz」かけたら?って伝えたんです。
そしたら、「俺、忘れてきちゃった」っていうから、貸してあげました。